背中を押してくれたタックル達 [渓流と湖の釣り/IN THE FIELD vol.23]

渓流ルアーフィッシングでアマゴ狙い

背中を押してくれたタックル達

 

ルアーライフの取材でご一緒しませんか?
釣友の木下さんからお誘いを受け、二つ返事で快諾したのは夏の事だった。
お互いに気になる渓流を半分ずつくらい提案し合い、その過程からをも楽しみながら当日を迎えるはずだった。
…が、

その約束の日の一週間ほど前、僕は相方とある渓流を訪れて釣りを楽しんでいた。
そろそろ上がろうかという時、振り向き様に岩か何かに足をとられ、ソールの減ったウェーディングシューズはグリップを失い、転倒。

無意識に手を出した先にはロッドを握っていたので、ロッドは着地点に激しく叩きつけられ、自分の不注意ながら今シーズンメインに使ってきたそのロッドを折ってしまった。
しかも、ウェーダーの右膝は裂け、どうやら左足の親指も痛めたようだ。

この時は相方の助けをかりながら車まで戻ることができた。
しかしその夜には、左足の指は大きく腫れていた。
病院に行くか迷いながらも、幸い指は動くから打撲か悪くてヒビだろうと勝手に決めつけて、それから色々な意味で怖かったのでなんとか市販薬で治療してみることに。
悪化したら病院に行こうと決めて、様子を見ることにした。

 

渓流を思ふ

木下さんとの約束まではあと1週間はある。
木下さんの計らいで、歩きやすい渓流を選択していただき、腫れが退いてからは、痛みに耐えながら歩いて指を動かして備えた。

なんとか歩けるようになり、木下さんに迷惑をかけるのを前提で僕は待ち合わせ場所に向かった。
数ヵ月ぶりの再会に、足の痛みはどこかにとんでしまったかに思えた。

メインロッドも折ってしまったので、どうしようか考えた結果…前向きに色々なロッドを使って釣りを楽しむことにしよう!と思い、ロッドとリールをいくつか持ってきた。
準備を整えていくと、ウェーディンクシューズもややきつく感じたが、なんとか履けてホッと一息。

 

黄色いクワトロとグリーンのカーディナル

渓流ルアーフィッシング

まずは木下さんのガイドで川へ入る。
「里川なんですが、直線的な流れでメインターゲットはヤマメです」との言葉に頷きながらキャスト開始。
始めに選んだロッドは黄色いクワトロにリールはグリーンボディのカーディナル33ハイギアカスタム。
ちょっと懐かしいキャストフィールをたのしんでいると、木下さんはいきなりイワナキャッチ。「イワナも居ます」と笑う。

前日の降雨もあり、川は増水気味のようだ。
直線的な流れに加えて押しの強さも増しているに違いない。
踏ん張りがきかなくなる前になんとかしたいと考え、場所を吟味しながらミノーを放つ。
今回は自分で作ったミノーを中心に釣りをしていた。

ほどほどにヤマメが顔を出してくれた所で、木下さんがナイスなヤマメをキャッチ。
そして記念撮影。

渓流ルアーフィッシングでヤマメ釣り

増水して川原がなく、写真を撮るのにも苦戦したが、良いヤマメだった。

ようやくクワトロのフィーリングに慣れてきた頃に、僕も木下さんのおかげでヤマメキャッチ。
しゃがむと足が痛く、ランディングは木下さんにしてもらってしまいました。

クワトロとカーディナルでヤマメ釣り

 

ジャクソン・フィールドテスター、木下 進二朗さんとイワナ

さらに上流で木下さんはイワナを追加し、足の痛みが増してきたところで休憩を入れてもらい、お昼は蕎麦を堪能。
若者の木下さんは元気にカツ丼を頬張る。

釣りと蕎麦

 

水色のシルファーと赤いカーディナル

その後、予定していた某支流へ!
ヤマメは残念ながら空振りし、イワナ狙いにシフト。
イワナ狙いとの事で、ロッドは水色シルファーに赤いカーディナル3Rをのせた。

キャストしながら釣り上がるも、なかなか厳しい状況なようだ。
雨で水温が一気に下がってしまったのもあるのかもしれないけれど、なかなか魚が姿を見せてくれない状態が続いた。

ここでも木下さんは良いイワナをキャッチ。格好いい色味でした。

僕もイワナ釣りたいな…と思っていると、ようやく来てくれました。
これも申し訳ないと思いつつ、足場も悪く、木下さんにランディングしていただきました。

イワナ

 

さらに上流へ行くも、予報通り雲行きが怪しくなってきた。
翌日は雨予報だから、この日は早めに切り上げ、なるべく影響のなさそうな場所まで大きく移動した。

少し歩いたせいかまた足が腫れて痛みだし、残念ながら楽しみにしていた温泉はパス。
翌日は違う流域を攻めるので最善を尽くして備えることにした。
そして、尽きぬ話で盛り上がりながら夜は更けた。

翌日は、やはり雨。

残念ながら予報よりもすこし早く天気は進行しているようだ。
雨のなか準備をして遅めの出発。

10年くらい前に一度訪れた場所をあらためて見てみる。

最初の場所で比較的容易にアマゴやイワナが顔を出してくれたので、次は木下さんの運転でさらに上流を目指す。
曖昧な記憶を頼りに川へと降りる。
以前来た時は泥濁りで釣りにならなかった。
今日はこの川を釣り歩けるだけでも幸せな気分だ。

 

渓流ルアーフィッシングでイワナ釣り

 

木下さんがイワナをキャッチしてくれた。

イワナ

 

渓流ルアーフィッシング

 

赤いエゲリアとブラウンのカーディナル

この日、僕は残念ながら良いチェイスをものに出来ず…
雲行きが怪しくなり撤収。
帰り際にいくつかの場所を探りながらイワナをキャッチ。
目標にしていた赤いエゲリアでのアマゴは翌日へと希望を託すことになった。

エゲリアとカーディナルでイワナ釣り

 

木下さんと別れた翌日、僕は早朝のみ朝駆けして、もう一度、赤いエゲリアにブラウンボディのカーディナル33Xでアマゴを狙ってみることに。

エゲリアとカーディナルでヤマメ釣り

渓流ルアーフィッシングでアマゴ狙い

なんとか足を引きずりながら納得のいくアマゴと出会いを果たして帰路についた。

 

秋を感じさせる夏渓流

色々な意味で記憶に残る釣行になりました。
木下さんの釣りはいつも見せてもらう度に進化していて、とても勉強になります。

今後もこのルアーライフの記事で紹介されると思いますが、楽しみでなりません。

 

[タックル]
黄色いクワトロとグリーンのカーディナル33ハイギアカスタム
水色のシルファーと赤いカーディナル3R
赤いエゲリアとブラウンボディのカーディナル33X

[カメラ]
ペンタックス WG-3
ペンタックス K-50, タムロン・ズームレンズ

[ロケーション] 中部地方  夏

RoughStream

PHOTO & TEXT

[IN THE FIELD] The first angler
Rough Stream

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