ブラックバスルアー図鑑13: ビッグバス (スナッグプルーフ社)

スナッグプルーフのフロッグでビッグバス。ウィードガード性能が極めて高い。現在主流となっているのフロッグのタイプとしては、元祖と言ってもいいルアー。

米スナッグプルーフ社。
ご存知、スナッグプルーフ。歴史ある会社です。
一つのカテゴリーを大切に生産し続けるって、とてもスゴイ。有難いことです。もともとは、ゴムの長靴なんかを製造していたトカ。
写真は1970年代のモノで、確か“ビッグバス ”という名前だったと思います。。

特に珍しいことのないフツーのフロッグ。マヨネーズの空き容器の様な中空ボディーを貫通したフックは、先端がボディーに密着、完全ウィードガード。中の空気が逃げる構造なので、バスが咥えてボディーがへこめばフックアップ出来る。グッドアイディアです。
でも、それって普通!フロッグって全部そうでしょ。 いやいや、この会社があってこそ。であります。

当時、トップウォーターでのウィードガード性能が極めて優れているため、コイツでなければ!という場面が確実にありました。ただ、絶対必要と思われた空気抜きの穴や隙間は、そこから水の浸入を許し、時々、水鉄砲よろしくピューっとやらないと、どんどん沈む。。
また、とても軽いルアーなので、隙間からシンカーを挿入してキャストし易くする必要もあった。で、また沈む。。

現在、フロッグは本当に良くなりました。いろいろなメーカーが実にいいモノを出してます。浸水しないモノもあるし、ウェイトもある。そして、ウィードガードは当然完璧。アピール力だってアップしている。
あ~シアワセ。であります。
感謝の気持ちを込めてキャストすると、“ビッグバス ”が釣れたりします。

ブラックバスルアーとは言っても、フロッグを使うステージですから、当然、タックルも強いものが必要。
フッキングは、落ち着いて、落ち着いて、ガツン!です。

(ア)

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