ブラックバスルアー図鑑11: マンボー

ザウルスのマンボー、バルサ50、ウッドゥンブラザースシリーズです。

スポーツザウルス社 Mamb-O(マンボー)1oz (26g)。
リリースは1998年前後だと思うのだけれど、おそらくこの頃が同社に一番勢いがあった時代カモ。

そして、トップウォーターやバス釣り自体にも今とは比較にならないほど勢いがあった。同社社長、則弘祐氏を筆頭に、ズイールの柏木重考氏では、アライグマのアライくん。そう、あの時代です。他にも道楽の山根英彦氏、等の面々がバスフィッシング、特にトップの世界を盛り上げてました。釣りの世界も十年一昔。。とすれば、随分と古い話になってしまう訳ですが。。

そんな時、今までバルサ一辺倒であったザウルスがウッドプラグを出して来た。ウッドゥンブラザースというシリーズ。アメリカンルアーにだってウッドはある。国内にもあった。しかし、よくルアービルダーが言う様にウッドはムズカシイ。らしい。マテリアルとしての品質が安定しづらいとか。
で、同社のチャレンジと、こだわりの仕上げもあってか、価格は6,000円代と高かった。

ウッドはバルサと比べ、水に絡みつく様な艶かしいアクションで、今日ではファンも多いが、この良さは使って見ないとなかなかわからない。このシリーズでウッドの良さをはじめて知った人は多いのではないでしょうか。

さて、前おきが長くなりました。マンボーでした。
ウッドゥンブラザース、マンボーです。
ALPHA & CRAFT BALUSA FIVE-OH の印刷が深イ~。

こんなルアーで釣れたらホントに楽しいでしょう。 釣れるんです!このプラグはいい仕事をしてくれます。小さく、そして多彩なアクションができる。スイッシュサウンドもイイ感じ。

同社の社員の構想だったそうですが、則社長も、相当気に入っていたラシイです。同じウッドのシリーズに、ファンキーモンクというペンシルベイトがあって、ちなみにこちらの社長評価は、“最高傑作”とのことでした。僕は使ったことがないですが。。

このシリーズ、少し残念なところがあります。塗装にビシッとクラックが!おそらくリグの付け根から水気が入り、木が膨張して、ビシ!。ウッドはやはりムズカシイらしい。
でも許せましたヨ。釣れるから。
金具を取り付けていたネジも大変サビやすかった。。でも許せました。釣れたから。
もしかするとクレームは少なからずあったカモです。

後に改善された可能性はあります。

(ア)

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