トラウトルアー図鑑13: ウッドベイト(ウグイ)

エンドウ・アート・クラフト、ウッドベイト。 生命感あふれる遠藤龍美氏のハンドメイドミノー。ワカサギバージョンが有名ですが、こちらはウグイバージョンです。

エンドウ・アート・クラフト、ウッドベイト(ウグイ)

生命感あふれる遠藤龍美氏のハンドメイドミノー、ウッドベイト。
圧倒的に有名なのは、やはりワカサギバージョンで、ウッドベイトの代名詞ともなっていますが、写真はウグイ。
こちらも見事な完成度です。

トラウトルアー図鑑9: ウッドベイト(ワカサギ)
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/wood-bait.html

中禅寺湖のワカサギ接岸後、今度はアイソ(ウグイ)の産卵期にあわせて、ブラウントラウト攻略。
そんなコトを考えてはみたものの、アイソの産卵を実感できる様な釣行は、なかなか叶うものではなかった。
運がないのか、それとも産卵時期のバラツキが大きくてタイミングが合いづらいのか。。?

幾度かのチャンスはそれでも巡って来たけれど、結果は出ず。
アイソは骨が硬いから、偏食してまでターゲットにしようと考えるトラウトが少ないのか、それともアングラーの腕が悪いのか。。

実際のところ、あの産卵行動のパワーを目の当たりにすると、何だか釣れる気がして来ない。
というのが本当のトコロ。
釣れる気がしない。と思ったら最後、ゼッタイ釣れない。

バス釣りに使ってみると結果はすぐに出たけれど、ここまでリアルなミノーをバスゲームに投入すべきか??などと、今度は何とも贅沢な悩みが。。

で、次なるターゲットはニジマス。スーパーレインボーの河川で有名となった信州は犀川。
以前から目をつけていた河川ではあったのですが、ここ10年位でしょうか、一気に有名になりました。
犀川にはアユの遡上がないらしく、トラウトのメインベイトはどうやらウグイの様です。

狙いは流芯。
表層の流れより流速が遅くなるボトムの流れにまでキッチリ送り込める様、ミノーのベリー部にシンカーを張り付けて、無理やりシンキングミノーに改造。
チョットもったいないカナ?とか、製作者が知ったら悲しむカナ?とか、色々思いましたが、使ってコソのルアーです。

アクションも使い勝手も上々。これはイイ。
贅沢なルアーだからロストはイヤだ。
だけど、甘い攻めでは本来釣れてくれる魚ですら、きっとヒットすることは無いだろう。
そんなコトを考えて、更にククッと送り込む。。

で、コンナんなりました。
??と思い、ルアーを回収するとリップがない。

考えてみれば、ウッドベイト、こんな使い方は想定されてませんよネ。
チョット乱暴すぎたのカモしれません。
これを機会に今度は少し小さめなリップにして、素材も基板にして。。

そう。懲りてはいませんヨ!チャレンジは続くのであります。

(even)

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