トラウトルアー図鑑12: クルーカー

クルーカー。ダイワがザ・ミノーに続きて放ったリアル系ミノーの第二段はワカサギ。ウッドベイトの影響を強く受けていることがわかります。ダイワ、クルーカー
ザ・ミノーに続き、ダイワが放ったリアル系ミノーは、ワカサギ。

完全にウッドベイトのパクリです。なんて、そんな過激なコトは言えません。
ワカサギのミノーを作れば、― 似る。アタリマエ体操 ♪
でも、ワカサギをそれっぽく表現するための手法は、ウッドベイトに学んでいるトコロが多い。
これは間違いない感じです。

トラウトルアー図鑑9: ウッドベイト
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/wood-bait.html
トラウトルアー図鑑10: ザ・ミノー
https://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/the-minnow.html

プラスチック製ミノーの良いところは、量産性。
品質のバラツキも高いレベルで抑えられる。
それから、価格。
マニアックな路線をさけたお手ごろサイズ。お手ごろ価格。

ルアーに対する価値観は人それぞれで、ハンドメイドいいナ。と思っても、手を出すかどうかは、また別な話。
クルーカーでも十分です。なんて、そんな過激なコトも言えません。

ホントはこのクルーカー、ウッドベイトとは全く別モノです。
そう、アクション。

ウッドベイトは確かにバスも良く釣れるのですが、基本、トラウトをターゲットに作られています。
これに対し、クルーカーはバス。きっと。
トラウトだって釣れるハズですが、同サイズのウッドベイトと比べるとかなりアクションが派手だから、バス釣りのほうが、よりシックリとくる。

僕の場合のお話しになってしまいますが、ウッドベイトは持っている。
でも、クルーカーの出番は別にある。別なルアー。
もし製品コンセプトの段階でウッドベイトとの差別化が計られていたのだとすれば、メーカーサイドは相当、相手を研究した。
ということになるのかナ。

ただ、プラのルアーが本当の意味でハンドメイドに迫る仕上がりを見せるまでには、というか、プラの長所を生かしきる仕上がりを見せるまでには、まだ少し時間がかかります。

ブラックバスルアー図鑑57: ポップX
https://www.lure-life.com/news/blackbass/lure/popx.html

(even)

関連記事

ページ上部へ戻る