安全な雷魚釣りのために [うどん県発 雷魚新聞vol.7]

雷魚のルアー釣り

安全な雷魚釣りのために

 

雷魚を釣りに行く上で気を付けたいところ、なんやかんやを書いて置こうかね。
何はともあれ、自身の身の安全を一番に考えましょう。
怪我とか、事故とかに気を付けて無事に帰ってくる。これが一番です。

 

フィールドについて

基本、私はため池を主戦場にしてますんで、先ずは、足場の確保に気を付けてます。
ため池の周りは、なんとなく土手状になってるんで、どこまで、足先を前にもっていけるか、ルアーを投げる前に、その都度、足場を確認します。

雑草とか植物群に邪魔されて、足場を確認しにくいトコもありますんで、しっかりとチェック。
雷魚を掛けた時や、掛けた後のやりとりに夢中になって、ついつい足元が疎かになりがちです。
足場が脆くなってる場合もありますからね。
落水とか事故には、充分に気を付けましょう。

 

危険生物について

釣り場のため池には、色々と危険な生物もいます。

イチバン危ないのが、マムシですね。
コイツは命に関わりますから、十二分に注意しましょう。
草むらへのアプローチは、長い棒などをヒュンヒュンと振り回し、ニアミスのない様、音と振動を伝えながら注意深く。このように言われることもありますが、ヤバそうなら無理をしないのが一番です。

アオダイショウとマムシ
▲ 写真左: 毒を持たないアオダイショウ。頭の形はスッキリとしている。
▲ 写真右: マムシは毒ヘビ。エラのはった三角形の頭。体には10円玉が並んだような模様があるものが多いが、中には、横縞のように見える個体なども。

あとは、スズメバチなどハチの種類。
アレルギーなんぞで、こちらも命に係わる場合がある様ですので。
見つけたら、近寄らない様に気を付けましょう。

スズメバチとその他のハチ
▲ 写真左: スズメバチ。夏から秋にかけて活発に活動する。近くでホバリングを始めたら攻撃態勢だ。騒がず姿勢を低くして、静かに後ずさりしながら距離をとる。で、退避。黒い服は攻撃を受けやすいことが知られてます。
▲ 写真右: ハチの種類はわからないけど、こんなヤツも結構見かけるので注意です。

ポイズンリムーバーってやつを携帯するのも一手ですね。
マムシなら、口で毒を吸い出すのは危険な行為。スズメバチに刺された場合にも、持っていると応急処置になります。
まァ、使うようなら大ごとです。念のため!その程度に考えましょう。

あと、蚊も厄介だし、マダニも感染症を引き起こす場合があるから、油断できない。
虫除けスプレーとかを、こまめにスプレーしとくと、いいかも知んない。

出来れば夏でも、長袖、長ズボン、長靴等を装備してると、ある程度の安全対策になると思います。
長靴はヒザ下くらいの長いモノの方が便利に使えます。

 

その他

夏なら、肌が弱い人は、特に日焼け対策も考えておきましょう。
日焼けと侮るなかれ、ひどいと火傷と変わりませんから。

 

実釣時の備品

雷魚の歯と顎の力は強力なんで、釣り上げた後フックを外すのが危険だし、難儀します。

マウスオープナーで雷魚の口を開けた状態で、プライヤーを使って、雷魚の口からフックを外す。
これで安全に行う事ができる。

雷魚のフックの外し方

 

雷魚のマウスオープナー
▲ フックを外す時に重宝するのが、マウスオープナー。
色々な種類があるんでお好みで選んで、持っておくと出番は多々あります。

 

フックを外すプライヤー
▲ フックを外す時に使うプライヤーも用意しておく。
ノーズ(先端のツマミ)が長いヤツの方が便利だよ。

 

その他の備品

PEラインのカッターや、PEラインを巻き付けて引っ張るパイプの様なモンもあると、より快適に実釣がおこなえます。

PEラインは注意▲ トホホ・・・
PEラインが木や草に絡んだ際に、指や手で無理クリ引っ張って思わぬ怪我をする事もあるからね。

そうそう、誰かが一緒なら、くれぐれもお仲間を釣らない様に。
毎回のキャスト前には、必ず後方の確認をするくらい、気持ちに余裕を持つのが良いです。

by 雷人参 –risingsun–

雷人参ーraisingsunー

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雷人参-raisingsun-

神奈川県生まれの、湘南は茅ケ崎育ち。
雷魚を求めて、うどん県香川に移り住む。
祈願!年間釣行300日!
日々、是釣行。日々、是修行。色々なルアーの可能性も試したい!

2015年、香川県ため池 ライギョガイドサービス「雷人参」、始めました。
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