東京湾の2月から3月のベイトパターンは?

ワレカラ

まだまだ寒い2月、3月のベイトは、何を攻略すればよいでしょうか?

■バチ以外にも目を向けよう

2月の湾奧は、バチパターンがスタートしますが、バチパターンはスポットが限定的で、当たりハズレが大きく、スポット情報に詳しくないと、ハズレの方が多いでしょう。

3月に入り、バチも安定してきますが、やはりハズレで、湧かないこともままあります。どうせバチを探すなら、他のベイトパターンも探したいところです。

■甲殻類を狙え!

この時期、バチ以外にも、偏食パターンが知られています。甲殻類に絡むパターンです。アミ(アミ目)、ゾエア(十脚目のエビなどの幼生)、ワレカラ(端脚目)などが、何かの拍子で、文字通り湧きます。それぞれのタイミングと場所で、湧いているようです。

ただ、何処?で何時?というのは、難しいところです。

ただ、一般論でよく言われる好条件は、寒くても、甲殻類でも同じです。場所は水通しの良い所、時間は潮が大きく動く時が良いわけです。

アミは上げでも下げでも眼にしますが、下げの方が良いというアングラーもいますし、上げの方が良いという方もいます。トライして、自分なりの攻略方法を見つけてみましょう。

上げと下げで、水温が1から2度程度変化するので、その条件によってスイッチが入ることもあります。

東京都環境局が行っている東京都内湾の水生生物調査結果をみると、2月(と10月)に極端に高いアミの出現が見られます。クロイサザアミもしくは、ニホンイサザアミのようです。2月で魚を追うパターンが成立しにくい時期に、アミの出現ピークがあるところみると、やはりアミパターンと呼べる釣りが成立してもおかしくないと思われます。

■ワレカラ??

また、シャローで水生植物を採取してみると、ワレカラなどが蠢いているのを、よく目にします。上の写真で、赤矢印で指している白っぽいのがワレカラです。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、実際にはピョコピョコ動いているので、目を凝らしてみるとすぐにわかります。

攻略方法ですが、バチパターンほど簡単ではないようですが、マリブやシンペン、シャローでわいているようなら表層系で、デッドに近いスローリトリーブが基本です。

mariv278

マリブ78(Mangrove Studio MARiB78)

確か大野ゆうきさんが雑誌かなにかで書かれていたのですが、雨や雪がふる寒い夜に、ゾエアが湧いて爆釣モードを何度も経験されているそうです。

もっとも、3月に入り水温があがってくると、チアユやハクを追いかけるパターンも成立してきます。

バチだけでなく、いろいろなベイトにトライすることで、釣りの幅が広がりますので、チャレンジしましょう。

釣れたら、投稿お願いしますね!

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