KTF Revo tunned Fate Testarossa [痛ックルの世界 vol.7]

魔法少女リリカルなのは、フェイト・テスタロッサ 痛ックル痛ックル精鋭部隊、隊長のうなぎいぬです!
さて、今回ご紹介するのはこのリール。

KTF Revo tunned Fate Testarossa

このリールを作ったのがもう5年前。
当時は痛車のようなものはありましたが、こういったリールという小さなものに対してキャラを入れ込んで絵柄を作り込んでいくというモノが極めて少なく、手探り状態で仕上げていった作品でもありました。

 

魔法少女リリカルなのは、フェイト・テスタロッサ痛ックル

しかも当時の私は痛リールの基本的な部分、水転写デカールやプラモ関係の道具など扱ったこともなく、その扱い方もイチから勉強していきながら作品を作っていきました。
このリールはわたしの痛リール第四弾で作り上げたリールで、現代痛リールの基礎となるノウハウすべてが形になった最初のリールともいえます。

 

手軽に実践派痛リールを

彩色やマスキング仕上げなど、こだわるとキリがない痛リールですが、私がまずこのリールで重要視しているのが実は、「手軽さ」です。
ルアー彩色用のエアガンを使用されることが多い痛リールですが、私がご紹介するものに関してはそういった高い工具を使用するのではなく、「誰もが楽しめること」を大切にしています。

このKTF Revo tunned Fate Testarossaに関しても同じです。
このリールで使用しているのは、青島文化教材社が発売している痛車プラモに付属している水転写デカールと車用品店で購入することができる2液ウレタンスプレー。
この2個だけです。このリールに関しては彩色はしていません。

 

魔法少女リリカルなのは、フェイト・テスタロッサ痛ックル

魔法少女リリカルなのは、フェイト・テスタロッサ痛ックル

 

水転写デカールの貼り方のキモはプラモ関係からネットで調べれば色々出てくると思います。
ただ、プラモ関係と違う部分としては『対衝撃性能が求められる』という点。
実釣ということを考えると、少々の衝撃でせっかくのリールデザインが壊れてしまっては悲しすぎます…。

この部分を実現するために2液ウレタンを使用するのです。
2液ウレタンの特徴としては、厚塗りしても内部から硬化するというところ。
液垂れしない程度に吹いたあと乾燥→再塗装を繰り返し塗膜を厚く仕上げます。
毎回吹く厚みにもよりますがちなみにこのリールで8回塗装をしています。
厚く仕上げることで、傷にも強いリールが出来上がります!

5年間、トーナメントを含め使い続けていますが欠けたりするなどのトラブルはゼロです!
飾るだけではもったいない痛リール、皆さんも、ぜひとも実戦投入してくださいね☆

 

KTF Revo tunned Fate Testarossa 諸元表

アオシマ 1/24 痛車 No.18 フェイト・テスタロッサ ランサーエボリューションX (魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st) のデカールを使用しています。

KTF系のパーツ類で仕上げ、あくまで実践使用にこだわりました。
フェイトのイメージカラーであるブラックをベースに、ゴールドのアルマイトパーツで仕上げています。

内部構造・ゴールドアルマイトパーツ等は、KTFレボエリートワークス仕様エクストリームモデルフィネスアカツキから移植。
外装の部分はレボエリートパワークランクのものを使用しています。

ベアリングはIXAセラミックベアリングフル装備。
スプールはKTFレボエリートワークスフィネスの心臓部、超々ジュラルミンシャロースプールで組み上げ、IXAカーボンオフセットハンドルを搭載。

ボーンノブは、トラウトの吉や オリジナル製品にデカールを貼ってコーティングしました。

魔法少女リリカルなのは、フェイト・テスタロッサ痛ックル

・重量:169g(純正から20g軽量化)
・KTF超々ジュラルミンシャロースプール(ベイトフィネス対応)
・世界最速ギア(当時) 7.6:1
・カーボンオフセットハンドル
・IXAハイクォリティ セラミックボールベアリング(フル装備)
・IXAドレスアップパーツ(フル装備)
・ソフトクラッチチューン
・肉抜き軽量ボーンノブ
・ZESTカスタムWAKO’S極圧グリース&オイル

 

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PHOTO & TEXT

Itackle Elite Unit
痛ックル精鋭部隊

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