ブラックバスルアー図鑑60: リップレスベイト

メガバスのリップレスベイト。バイブレーションタイプのプラグです。

メガバス リップレスベイト

レンジドライブというシーバス用のルアー、知ってますか?
リップレスベイトは、性格こそ随分と異なってはいますが、それでもこのルアーのルーツかもしれません。

リップレスベイトもやはり、シーバス用ルアー。というイメージがありました。
でも、写真はご覧いただいておわかりの通りのヤマメカラー。
発売当初、おそらく90年代後半くらいのものではありますが、確か、アユカラーやウグイカラーなんかもありました。
だから、あながちソルト仕様に限定的であったワケではないかもしれません。

まるで幅広ヤマメ。非常にミノーライクなバイブレーションです。
水受け部形状がフラットではないタイプは当時としては結構、斬新でしたが、メガバスではバイブレーションという表現は使っていなかったカモ。
このルアー、重心移動用のウェイトなのか、単なるラトルボールなのかは、タックルハウスが所有していたパテントとの絡みもあり、??なところなのですが、それっぽい構造が見られ、実際にもキャスティングの際の飛行姿勢の安定に一役買っています。

僕の場合、もともとは本流の遡上サクラマスを狙うために使っていたんですが、ゼンゼン釣れない。
今でこそバイブレーションプラグはサクラマスにおいても珍しいルアーではなくなりましたが、どうも使い方が悪い様で。。

それで、最近、バス用プラグとして転身させました。
しかし、バス釣りで、ヤマメカラーのルアー使うのも珍しいかも。
ラパラのジャパンスペシャルくらいしか思いつきません。。

例えばアユであれば、そればかり偏食しているバスはいる。間違いなくいますよね。
だから、そういう場所では、鮎カラーのミノーを選んでみたり、背中の色を意識したソフトベイトを使ってみたり。。
事実、これはアル。

でも、ヤマメカラーは微妙ですよネ。
ハイランドレイクとかで、ランドロックのサクラマスが一緒に生息する様なところ。水がきれいで。
そんなトコロへ出かけたときに、コイツを使ってみようかな。と、思います。

ヤマメが群れていて、バスがそれを偏食する?基本ナイ。そんな気はします。
でもナチュラルカラーだから、クリアな水域では、結構シックリとくるバイブレーションになってくれるのでは?
と、期待しているんです。

結局、使い手側のイメージの問題で、集中して使ってやれる要素がそのルアーにあれば、それだけでも結構イイ釣りができてしまうコトってありますからね。

そういえば、集中してましたケドね。サクラマスでも。
そろそろ、コイツで強烈なファイトを味わいたいモンです。

(ア)

 

 

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