ブラックバスルアー図鑑20: カズンⅡ

ヘドン、カズンⅡ。シンキングです。Ⅰはフローティングでした。

ヘドン社。

芦ノ湖が、ワーム禁止になる以前のお話になります。
禁止になったのが2000年だから、また随分と古い話の訳で、ご勘弁を。。
芦ノ湖は亀ヶ崎付近。
岸から、ほんの少し離れたあたりに落差1メートルか、それより、もう少し位の、ほぼ直角に落ち込むブレイクラインがありました。
ちょうど今くらいの時期、ゴールデンウィークあたりのこのポイントには、僕の必釣法があったのです。

で、トップウォーターではく、いきなりワームが登場してしまいます。
ディング ア リザードという、10インチに迫るデカワームなんですが、太さもあってスッゴく、ボリューミーな訳です。
パドルテールで、手足がオマケ程度にチョコッと生えてますが、カールはしていない、とてもシンプルだけど、存在感アリアリのワーム。

これをテキサスリグでブッ込んで、電撃フッキングよろしくガンガンとボトムバンプさせる。
ブレイクの沖側を、です。
で、ほぼ向こうアワセ的に、いきなりガツン!と来る。
普通のテキサスだから、フックアップポイントは、リザード君のヘッド寄りですが、こう言う生き物を仕留めようって、バスは、ほぼ、頭を狙ってくる様で、スカはあまり記憶にありません。

スミマセン、これ、全部、マエオキ でした。。

どうしてもサーフェスプラグのご紹介が多くなってしまいがちなので、今回は意識して、ボトム用で、ヘドンのカズンⅡです。

カズンⅠはフローティングで、Ⅱはシンキング。
頭のワイヤーループでボトムコンタクトし、斜めに立ち上がります。
という事で、長い前置きの理由となる訳であります。

ワームが使えなくなる以上、何か考えないといけなかった。
そして代用となったのがこのルアーです。ガンガン引くと泳ぎもデカイ。引き抵抗は少なからずある。だからリザードを操る程の激しいテンポにはなりません。

でも作戦は一応の決着を見せましたヨ。釣れるより先に根掛りという場合が多く、苦労しましたが。。改造してました。
写真はノーマルな状態。改造するのがもったいなくなりつつあります。。なかなか味わいのあるルアーなもので。。

本当は、一軍ブラックバスルアーの条件って、すぐに入手できるコト。カモ。。

(ア)

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