トラウトルアー図鑑36: オークラ

オークラ。 フランスはルブレックスを代表するスプーンです。

ルブレックス、オークラ

フランスはルブレックスを代表するスプーンです。
写真、14グラム位に思えるサイズなのですが8グラム。相当な薄肉スプーンです。

サイズや肉厚を変えて、バリェーションを広く持たせているコトが当たり前なのが、スプーンの世界。
でも、チョット待った!と言いたくなることもある。
同じ名前を名乗っているスプーンでも、サイズや重さが変わることで、全く異なった性格に変貌してしまうスプーンがあったりする。
これでは、オリジナルのアクションがどの様なものか、そのスプーンらしさが何なのか、全く??ということになります。

スプーンがキチンと泳ぎ出す為に最低限必要となってくるリーリングスピードは種類によってマチマチで、これを知ることがスプーンを操作する上でスゴク重要であることは、ベーテ、ウトーのお話しの中でも触れました。

トラウトルアー図鑑34: ウトー
http://www.lure-life.com/news/area/trout-lure/uto.html

少し乱暴な言い方ではありますが、スプーンは薄肉のほうが良く泳ぐ。
別な言い方なら、薄肉のほうが、スロースピードで、キチンと泳ぐ。
キツイ流れの中や、速引きする必要があったりといった場合を除き、こと、湖での使用を前提とした場合であれば、概ねそんな理解で良いと思います。

ただ、ロングキャストが必要であったり、風が強かったり、水深があって、なるべく早く底を取りたかったり、そんなアングラー側の都合も関わってくるから簡単ではない。

単に、シルエットを小さく抑えたいなら、小粒で重い。の選択もアリ。ではアル。
活性がイマイチだから、シルエットサイズを落とす。は、よく取られる対処法ですが、この時、重量は変えない。というのであれば、結果、より速い操作を求められるルアーを選択した。と捉えるべき場合もあるから注意したい。

湖でのトラウトフィッシングを考えた場合、フォーリングや、ロッドワーク、リーリング等、全般において、スローなアクションが有効となってくるシチュエーションも多いから、少しデカめでも薄肉のスプーンは貴重であったりもします。

お話しをオークラに戻しましょう。
僕の場合は写真の8グラムしか使ったことが無いので、他のサイズが、どの様な動きをするのかトカ、全く別なスプーンに変身してしまうのかどうかトカ、知らないコトも多いですが、少なくとも、この8グラム、非常に良いスプーンだと思います。

薄肉だから、スロースピードでもキチンとアクションすることは既に述べた通りではありますが、このスプーン、更にチョット面白い。

塗装のある、表の面を下に向けた姿勢を基本として、左右へのウォブリングを展開する。
そんな、このテのスプーンにありがちなアクションとはチョット違う感じです。
これも薄肉の効果なのか、それとも異なるモノなのか。。?
少し悩んでしまう、不思議なアクション。 表が上か。。?
リーリング中も、マニュキュアを塗った爪の様な鮮やかな赤い色が、かなりハッキリと見て取れます。

オーソドックスなルアーのハズだから、まさに温故知新という感じ。

(even)

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