ブラックバスルアー図鑑63: シグレット & グランドシグレット

メガバス パガーニ でシグレットと、グランドシグレットです。

メガバス パガーニ シグレット & グランドシグレット
奥がシグレット、手前でヒックリ返っているのが、ひとまわり大きな、グランドシグレットです。

しかし、メガバスってスゴイ。これはモウ、本気でテレストリアル。
テレストリアルって、陸生(昆虫)です。
フライフィッシャーマンが夏季に多用する言葉。トップウォーターと言うより、ドライフライの域って感じです。
いろいろな釣りを経験してないと、こういう発想のルアーは作れないだろうな~と感じてしまいます。

ファーフィニッシュ。
ファーフィニッシュ自体はバスプラグにおいては、特別珍しいことではなくって、ヘドンのメドウマウスとか、昔から色々、ありました。
でも、ファーの生かし方が絶妙。
水に浮いた時、微細毛が空気の膜をつくる。と、どうなるか?

下から見たとき、乱反射でギラギラとシルバーに光るんです。それが昆虫。
実際のセミが水の中に突っ込んだら、ボディーはどのくらいギラギラするか?
多少、違いはあると思います。
でも虫をイミテートするということにおいては充分過ぎるテイストではないでしょうか?

羽もイイです。
これまた、フライ流にウイングと呼びたくなる。

あと、オシリの側にラインアイを付けたことで、羽根モノ系の中では、特に造形的なリアルさを引き出すことに成功してます。
この発想自体は、道楽のクレイジーフックローラーに共通するものがありますネ。

(ブラックバスルアー図鑑15: クレイジーフックローラー http://www.lure-life.com/news/blackbass/lure/crazy-hook-roller.html

クレイジーフックローラーに関していえば、バスがそれを何だと思ってヒットしてくるのか?
そこのトコロはバスに聞いてみないとわかりません。
当然、オシリを前にしてガバガバ泳いだって何の問題もない。

シグレットは、ラトル音もスバラシイし、いいアクションをするから、実際ガバガバ泳がせるのもアリ。
ではある。
ただ、この場合、ヒットの理由が少しぼやけてくる。

バスプラグにしては相当小さい、そんなルアーをわざわざラインに結ぶからには、間違いなく虫。そう認識して喰って来る魚を狙いたいところ。
だから、なるべく移動させず、たくさんの波紋が出る様な演出がよろしいカモです。
フライ的ではありますが、そういうシチュエーションで使えば、これほど確実な戦略もないものと思われます。
釣れた。ではなく、釣った感。これがスゴクわかりやすいです。

サイズ的には、トラウトとか、そんなトコロも意識したルアーではあります。
春ゼミの季節、中禅寺湖の山沿いトカを、ショートロッド片手にプラプラ歩きながら、木立のオーバーハング下へ丁寧にプレゼントしてやる。
ブラウントラウトを狙うのにはまさにベストマッチです。

そうそう、バス釣りに限定して捉えた場合、もっともっと遊んでも、十分、虫でイケル場合だってありますよ!
こちらは、ゼンマイ仕掛けのセミでアリマス。
ご参考マデ!

(ブラックバスルアー図鑑15: セミオート http://www.lure-life.com/news/blackbass/lure/semi_auto.html

(ア)

 

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