ブラックバスルアー図鑑52: ストライクトッツィー

ザウルス、バルサ50ファミリーでストライクトッツィーです。名作スイッシャー、ホッツィートッツィーとは少し異なるテイストで、シンプルながら、新しさとポテンシャルを感じる、そんな、ロング・ダブルスイッシャーです。

ザウルス、バルサ50ファミリー ストライクトッツィー

ホッツィートッツィー(ブラックバスルアー図鑑9 https://www.lure-life.com/news/lure/10th.html )とは少し異なるテイストを感じる、ロング・ダブルスイッシャー。
写真は、スポーツザウルス期のものですが、生産に関しては今も引継がれているみたい。

ザウルスの名作スイッシャー、ホッツィートッツィー。
ウッドバージョンのウッドゥン・ホッツィートッツィーもまた、ホッツィー。
プラバージョンのセラフもしかり。

で、コイツは、ストライクトッツィー。
ただ、トッツィーと名乗ってはいるけれど、僕的にはチョット違うカナ。という感じ。
(ホッツィーだの、トッツィーだの、なんだかコンガラガッテ来そうですがご勘弁を。)

ダブルスイッシャーだって、良く首を振るゾ!それがホッツィー。そう思いませんか?
でもコイツ、首なんか振らない。だから、名前のイメージが、どうもシックリと来ない。。

ただ、悪くは、ない。コイツなかなかイイです。
ザウルスは、バルサ製のダブルスイッシャーとしての新境地を見出した。カナ?って、思うくらいイイ。

武道や茶道、芸術とかで使われる言葉に、“守 破 離“っていうのがある。
心や技の成長の過程や、その状態を表現しているワケですが、このストライクトッツィーを使ってみると、そんな言葉が思い出されるホド、ホッツィーっぽくはなく、別の意味で洗練されている感じ。

ア゛ー、メンドクサイですね!ちょっと大袈裟すぎました。
モ少し、軽く行きましょう!

コイツ、僕の能書きなんか無用とばかり、シンプルそのもの。本気で一直線なトップウォータープラグです。
直進命!あ~スッキリ!って感じ。
ペラの構造だって、穴ボコ開けて、シャフトに通して。ただそれだけ。
特に珍しくはない。最近あまり見かけないだけで、ホントはむしろ古臭い。
だけれども、そんな古いプラグとは同じ土俵で語れない様な、新しさとポテンシャルを感じるワケです。

細さ。長さ。シッカリと水を捉え、程良いアバレがイイ音を奏でる大き目のペラ。激しいスプラッシュ!
とにかくモウ、このロング・ダブルスイッシャーはガンガン使いたくなります。

それもイイです。
でも。

ほとんどアクションを加えていない状態でも、実は時々回転しているペラ。
この微妙な波動が効く。。

と、思いますか?

(ア)

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