ブラックバスルアー図鑑33: ヘルベンダー

ホッパーストッパーのヘルベンダーです。プラドコ傘下でヘドンが引き継ぎました。ディープダイバーとしては非常に優れています。

米ホッパーストッパー社
今回も、金属リップのディープダイバー。 ヘルベンダー。オオサンショウウオです。

プラドコ傘下となり、ヘドンブランドで引き継がれてます。
ヒロ内藤氏によれば、
ディープ・ウォーターに存在する障害物を狙う為のクランクベイト。リップの前縁に切り込みが入っているのはクランクベイトが障害物の中に入り込まないようにする為の物。
とのことです。

なので、この切り込みのおかげ。と断言するには、チョット自信がなくなって来てしまうのだけれど、
ディープレンジでロッドアクションを加えた際でも、比較的トリッキーな動きを演出しやすい様に感じます。

前回、前々回とご紹介した、ディッチ・ディガーや、ホッテントットでは、なかなかそうはいかない。
グイッとやれば、その分、ブリブリッて泳いで終わり。安定が良すぎる感じ。
そういう意味ではヘルベンダーのほうが、ロッドアクションに反応しやすい。フラツキやすい。と思うのですが、いかがでしょうか?

それから、このルアー、よーく見てください。小さなスピナーテイルのところ。スイベル部分がスゴすぎる!
特注品と思われますが、スピナーブレードの穴にスイベルの金属線を通した後、ツイストして止めてあるんです。
感動しませんか?実にこだわってる。

小さなブレードをスプリットリングを介して取り付けたんでは重くって良く回るハズがない。と考えた。
ゼッタイ。
ココはチョット強気で断言してしまいましょう。
今時だったら、こんな手間の掛かるコトやらないでしょ普通!上司に、ナニ考えてるの?なんて言われて、断念しそう。。だから感動です。
昔のモノって時々こんな風にジ~んとさせられる。

当時のカタログによると、4.5mまで潜ると書かれてます。

写真左のスケルトンなヤツは、トップウォーターでの使用を意識して入手しました。
逆光、つまり魚から見てもブラックシルエットにならない様に。
そんな風変わりな視点で選ぶと、当時のルアーはものすごく限られたモノしかなかった様に思います。
ノンラトル。

右の白いヤツは、ラトルが入ってます。こっちはディープレンジ用で使ってます。
根掛り回避性能は確かにたいしたモンで、これもフラツキやすさが功を奏している??

ところで、プラドコヘドンの話となりますが、
実はスプリットリング、付いてるんです。アソコに。。付いてしまったんです。アソコ。。

上司は誰か、わかりません。。

(ア)

関連記事

ページ上部へ戻る