組長 藤原秀揮が教える、10月からの池原ダム!秋のバス釣り大作戦。

組長 藤原秀揮が教える、10月からの池原ダム!

組長 藤原秀揮が教える、10月からの池原ダム!秋のバス釣り大作戦。

藤原秀揮プロフィール

ルアーライフの企画するフィッシングガイドによるバストーナメント、スーパーフィッシングガイド・オブ・ジャパン 2014( http://www.lure-life.com/special/2014_SFGJ/ )にも参戦中の藤原秀揮さん。
池原、七色ダムを拠点に、レンタルボートとフィッシングガイドを行なう、“スポーツワールド”を経営すると同時に、周辺自然環境の保護、整備活動にも力を注ぐ。
日本屈指のバスフィッシングリザーバーと、そこに棲むバス、そして、バサー達へ、常に多くの愛情を注いできた。
組長のニックネームで親しまれる。

池原でロクマルは釣れるか?

ロクマル、ロクマルって言わないことが、ロクマルへの近道。ビッグワンを夢見るなら、奇をてらってはダメ。と藤原さん。
この言葉、すごくホッとしました。
ロクマルは決して一部の特別なバサーにだけ許された魚では無い。ということです。
大物への期待はどうしたって高まってしまいますが、池原を特殊なリザーバーだと過剰に思わせる要因が、その期待度の高さにあるという。
特殊と思わず、リザーバーの釣りの基本をキチンと理解して実践するうちに、自ずと大物のチャンスにも恵まれるというから、アセリは禁物。肩の力を抜いて望もう!

この秋こそ、池原に!

池原ダムは、透明度の高いリザーバーではあるが、秋にはターンオーバーによる強い濁りに見舞われたりもする。
ところが今年の秋は、例年と比べ濁りが少ないらしい。
既にターンは始まっていて、場所によっては水質が悪化しているものの、これを避けたポイント選択は十分に可能で、ターン自体、さほど気にする必要がないのでは?というのが現段階での状況だ。

秋のリザーバーは減水傾向。
池原ダムも、9月下旬で18メートルくらいの減水。台風による一時的な増水の可能性はあるものの、傾向的には、まだ下がる。
ところで、減水もまた濁りを呼ぶ。ターンとは異なるメカニズムで、こちらの濁りをキーとした釣りには、大きなチャンスがあるという。

 2014年9月14日の池原釣果
▲スポーツワールド、本年9月14日 (日) のワンシーン。

池原ダム 2014秋のキーワード

■キーワードその1: 濁り

今年は、ターンによる水質の悪化や濁りが少ない見通しで、減水が、俗に言う、ササ濁りの状態を作り出してくれている。
澄みすぎず、濁りすぎずは、大型バスの警戒心を解いてくれるし、ルアーが見切られる可能性も少ないから、そういうエリアに的を絞った釣りは、それだけでチャンスといえる。

■キーワードその2: ディープレンジでの回遊

秋の池原が難しいと思ってしまうのは、バスがヒットするレンジに関係がある。
結構深め、水深8~15メートルくらいか。
活発に活動するベイトを追って、バスのほうも、相当スピーディーな回遊をしていて、一箇所に長く止まることがない。
だから、バスがいる時にルアーやリグをコース上にプレゼンできているか否かが勝敗を分ける。

話はそれるが、サイトの釣りはバックウォーターなどでのシャローの釣りだ。
減水に伴って、どんどんバスが抜けていくから、あまり期待ができない。
秋はやはり、ディープ攻略がキーとなることが多いのだ。

■キーワードその3: 動の釣り

決断しなければいけない。動の釣りか、静の釣りか。中途半端はボーズを招く。
動の釣りは、巻きモノの釣り。1日、徹底して巻き倒す!
巻きの釣りは60アップへの期待も高まるものの、人が多くプレッシャーが高そうであれば、最初から断念することもある。
やる!と決めれば、少しボートを走らせて、最初のキーワード、ササ濁りを探そう。
下流は比較的クリアな水域だから、もうすぐバックウォーターが見えて来そうな上流域がいい。
白川筋なら、いい感じでササ濁っているカモしれない。

若干、レンジが上ずってくることも期待できるから、ディープクランクの射程距離にも入ってくることが多い。
ウグイやモロコ、オイカワの他、川から落ちてきたアユ等も絶好の標的になっているから、ヤル気のあるバスを狙おう。
ディープクランクは水深のあるショアライン沿いを岸と平行に引けば、ボトムノックにはまったくこだわる必要はないそうだ。
斜面につくバスの横を通してやるイメージで、反応の良いレンジを見つけよう。

バックウォーター付近、水深7~15メートル程度のフラットボトムなら、スプリットショットリグやライトテキサスでのドラッギングもマル。
1/2オンス以下の軽めのスピナーベイトをデッドスローで引っ張ってやるのもイイ。

■キーワードその4: 静の釣り

もう一度言おう。
決断しなければいけない。動の釣りか、静の釣りか。中途半端はボーズを招く。

静の釣りは、回遊待ちの釣り。
絶対釣れるコトが前提の釣りだから、確信をもって続けることが大事。
疑ったら負け。自分との戦いだ。

バスが回遊してきた時にルアーが水中にあるかどうかが大事であることは既に述べた。
その位、バスはすぐに泳ぎ去ってしまう。
でも、ポジティブに考えれば、次がまた来る。ということ。
ココと決めたポイントでは、最低1、2時間。出来れば半日は腰をすえたい。

例えば、岬の先端、それも大場所で適切な水深をもつ、一等エリアに陣取る。
もしベイトが確認できれば、確信は確証に変わる。
30匹ほどの大きなスクールであれば、群れはしばらく岬で止まってくれる場合もあるから、連続ヒットも望める。
岸沿いにボートを固定したら、沖へキャスト、ゆっくりと上げてくる。
ネコリグ、ダウンショット、スプリットショット・・・なるべく反応の良いリグを早いタイミングで探し当てたいところだが、なるべく根掛かりなどのトラブルの少ないリグにして、確率を上げるという手もある。
どうしても移動したくなってしまう性分の人は、付近の岬をいくつかローテーションするのもアリだが、とにかく、モチベーションを切らさないことが、グッドサイズを手にする秘訣らしい。

藤原組長おススメのルアーはコレだ!

 

ジャッカル、マッスルディープ4+
マッスルディープ4+ (ジャッカル)

ダイワ、TDハイパークランクドラッガーXS-G
▲TDハイパークランク ドラッガーXS-G (ダイワ)シンキングクランクの特性を生かし、カーブフォールで探る。
 中古で見つけたら即ゲットだ。

 一誠(イッセイ)、スパテラ
▲スパテラ 3インチ、4インチ、5インチ(一誠)
 25~30センチの長めのリーダーを取ったダウンショットや、ジグヘッドで!
 カラーは大切。活エビ、スカッパノン、クリアレイクスペシャルがいい。
 クリアレイクスペシャルは3インチのみながら、藤原組長プロデュースの優れもの。

ガイドサービスの予約

ビッグワンドリーマー達に向けて一言ありますか?の問いに対し、サイズはあくまでも結果。
リザーバーに必要な釣り方を理解して、あとは実践あるのみ。
自分を信じてブレてはいけない。そう繰り返した。
簡単そうで、難しい。。
池原では陸っぱりの釣りができないから、始めて挑戦するなら、スポーツワールドでガイドしてもらえば心強い。
一日の戦略の組み立て方も身につくだろう。

ルアーライフのサイトページから、藤原秀揮さんの“スポーツワールド”サイトページへジャンプすることが出来るので、早速ガイド予約をしてみよう。

スポーツワールド
https://main.lure-life.com/guide/detail.php?m=182

(ア)

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